小川です。
最近はビットコイン関連のニュースばっかりでしたが、ちょっとビットコインも落ち着いてきたので今日は久しぶりに違う通貨の事を書いてみたいと思います。
NEM高騰!カタパルトの影響か?
最近ではすっかり影の薄かったNEMですが、ここに来て急上昇しました。
今は落ち着いていますが、最大で25円弱にまで上がりました。
NEMが25円近くになるのはかなり久しぶりですね。
10月はビットコインゴールド、11月はセグウィットと話題の多いビットコインの裏でひそかに上がってきたNEMですが、いったい何があったのでしょうか?
カタパルトとは何?
今回NEMの上昇した原因として挙げられているのが「カタパルト」と呼ばれる仕様変更ですね。
機能向上のアップデートと言うと分かりやすいかもしれません。
カタパルトの大きなポイントは「処理速度の向上」と「アグリゲートトランザクション」の2つです。
カタパルトを実装することによってネムの処理速度は3,000~4,000件/秒に向上する訳ですが、このスピードはリップルの3倍に値すると言われています。
リップルは処理速度が売りの通貨ですが、それよりも速いと言う事なのでどれだけ早いか分かってもらえると思います。
処理速度が速いとどうなるのか?
普通のクレジットカード決済のようにバンバン決済が完了する訳ですからショッピングサイトや日常生活にも取り入れられると言う事ですね。
現在ビットコインがその役割をしていますが、ビットコインは送金が遅いです。もちろん着金も。
支払いをしても10分ぐらい待たないといけません。
実際の決済の場面ではそんな時間はありません。
ですので現実的にはビットコインはまだまだ決済手段としては取り入れられていないのが現状です。
NEMが高騰する?NEMは世界中で仮想通貨決済として採用される?
しかしNEMがその代わりをするかもしれません。
そうなるとNEMは世界中で仮想通貨決済として採用される事になります。
それって凄いのでは??と言う期待感で今回は価格が暴騰したということです。
世界一の処理能力を持つといわれるVISAカードでさえ、「平均4000~6000件/秒」の処理能力ですから、NEMは本当に凄い事になりました。
この速度を実装したのがカタパルトと呼ばれるアップデートです。
以前からカタパルトが実装されると凄い事になると言われてきましたが、ピンと来ていない人も多かったのではないでしょうか?
しかしVISAカードよりも早く現在処理速度No1と言われていたリップルよりも速いとなれば仮想通貨で最速の通貨となります。
仮想通貨の価値と言うのは匿名性はもちろん、送金の手軽さが求められています。しかしいくら手軽でも送金スピードが遅ければ使い物になりません。
しかしこれだけの速度を出せるのであれば今後NEMを採用するカード会社や決済サービスは沢山出てくると思います。
これからのNEMは目が離せません!
ではまた。